樂 吉左衞門 が挑んだ茶室 “樂吉左衞門館”
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||| 樂吉左衞門館について |||
千家十職のひとつ、楽焼の現当主である十五代樂吉左衞門が手掛けた、「守破離」をコンセプトに施設された展示室と茶室からなる独創性の高い空間。
滋賀県は近江・守山、琵琶湖をのぞみ、水と緑に囲まれた佐川美術館ならではのロケーションを生かしたこの館。水面下に設けられたアプローチの先には、茶室への入り口と、4月から月2回、立礼での茶会も催される展示室へと続くロビーが。
展示室では、主に2000年以降に作陶された「焼貫黒樂茶碗」「黒樂茶碗」「焼貫茶入」「焼貫水指」などの作品が鎮座し、鑑賞者との間に介在しがちな装飾・説明の一切が排除された空間では、桃山時代より400年以上もの間、楽焼として変わることなく受け継がれてきた、樂家十五代当主が作陶に込めた魂との妥協のない対話を楽しむことができる。
一方の茶室、インドネシアの古木やオーストラリアの鉄道の枕木、日本の銘木や煤竹など国内外から目利きされた木材・石材をはじめ、厚みのある表情豊かな和紙や黒色色材を加えてグレーブラックにしたブラックコンクリートなどが用いられている。水庭から差し込む自然光と、ヨシやヒメガマなどの水草が水面に映ることで生まれる緑がかった反射光とが交錯することで生まれる景色には、四季の移ろいとしての変化だけでなく、一日の中でも目利きされた素材の表情にさらなる息吹を与える。
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||| 佐川美術館について |||
佐川急便の創業40周年記念事業の一環として
1998年3月22日に開館した美術館。
「平山郁夫館」・「佐藤忠良館」をはじめ、
2007年9月15日に誕生した「樂吉左衞門館」からなる。
〒524-0102
滋賀県守山市水保町北川2891
Phone:/077-585-7800
Fax:/077-585-7810
http://www.sagawa-artmuseum.or.jp/
敷地面積:28,871.58㎡
建築面積:8,280.08㎡
設計・施行:株式会社 竹中工務店
・主な建築受賞歴
グッドデザイン賞 ’98・’08
JCDデザイン賞 ’98・’08
第17回AACA賞 ’07
日本建築学会賞 ’00作品選奨






